首にできたいぼ（イボ）、もしかして原因は皮膚の老化？
首周りにできるいぼが気になって、首元の開いた服を着づらいというお悩みはありませんか？いぼにはさまざまな種類がありますが、年齢と共に目立ってくる小さないぼは、皮膚の老化が原因かもしれません。首にできるいぼの種類と対処法について解説します。
いぼの種類はさまざま
単にいぼと言っても、その種類や原因はさまざまです。首にできたいぼに悩む人は少なくありませんが、いぼと思っていたものが実はホクロやシミであることもあります。
「いぼ」とは皮膚の一部が盛り上がっている小さなできものを指す一般的な呼び方で、医学用語ではありません。多くの場合、皮膚科でいぼと呼ばれるものには、ウイルスによる感染性のものと非感染性のものがあります。
感染性の代表的なものに「尋常性疣贅（じんじょうせいゆうぜい）」がありますが、これは首にはあまり見られません。
では、一般的に「首いぼ」と呼ばれるできものはどのようなものなのでしょうか。
首いぼはほとんどが非感染性で良性の皮膚腫瘍
患者さんが「首のイボ」として訴える原因の多くは、良性の皮膚腫瘍である「軟性線維腫（アクロコルドン）」です。これは首の周りや脇の下など、皮膚が擦れる部分にできやすく、多発することもあります。このイボ自体は放置しても問題ありませんが、首にできると人目につきやすいため、気にする方が多いです。
他にも、「脂漏性角化症」という加齢に伴って現れるホクロのような良性腫瘍もあります。これも放置して問題はありません。
若い人では、ウイルスが原因で発生する「扁平疣贅」という疾患も見られます。これは手足にできる尋常性疣贅と同じウイルスが原因ですが、顔や首に広がることがあります。自然に消失することも多いのが特徴です。
アクロコルドン:
大きさは1～2mmと小さめ。あまり盛り上がっていない褐色のいぼ。首全体に多数できやすい。
スキンタッグ:
アクロコルドンよりもやや大きく、1～数mm程度の大きさ。少し飛び出しており、引っ張れば取れそうに見えるものもある。
軟性線維腫:
スキンタッグより大きくなることがあり、1～5mm程度の大きさ。皮膚から少し飛び出している。
懸垂性線維腫:
軟性線維腫より大きく、垂れ下がっているもの。
脂漏性角化症:
ホクロのような見た目をしており、触るとザラザラしている。
首いぼの原因は多くが皮膚の老化によるもの
「アクロコルドン」「スキンタッグ」「軟性線維腫」といった首いぼの原因は、主に皮膚の老化や体質によるものです。首は紫外線にさらされやすく、衣類やアクセサリーによる刺激も多いため、これらが皮膚の老化を進める要因となります。多くの場合、30代頃からできはじめ、年齢と共に増えていきますが、体質により20代からできる人もいます。
このいぼは皮膚が薄く柔らかいところにできやすく、首以外にも脇の下や胸、わき腹、鼠径部などに多発することもあります。
首いぼの治療法
アクロコルドンやスキンタッグ、軟性線維腫は良性の腫瘍であるため、放っておいても問題はありません。ただし、見た目や引っかかったりすることが気になる場合は、皮膚科などの医療機関で除去することが可能です。その治療法について見ていきましょう。
ハサミで切る:
医療用のハサミでいぼを切り取る方法。茎が1mm程度のものであれば跡はほとんど残りませんが、平坦ないぼには向きません。
液体窒素を使う冷凍療法:
超低温の液体窒素を使い、いぼを凍結させてかさぶたにする方法。1～2週間すると自然に剥がれますが、傷跡や色素沈着の可能性があります。
炭酸ガスレーザー:
いぼを根元から切り取るレーザー治療。高エネルギーを短時間でピンポイントにあてるため、治療時間が短く、皮膚組織の損傷を最小限に抑えられます。
軟性線維腫などサイズの大きいものは、局所麻酔をしてメスで切り取る手術が行われることもあります。
豊洲佐藤クリニックのイボ治療の特徴
東京都江東区にある豊洲佐藤クリニックでは、患者様の美容と健康を第一に考え、最新の医療技術を駆使したイボ治療を提供しています。特に、脂漏性角化症（老人性イボ）に対するレーザー治療に力を入れており、多くの患者様にご好評をいただいています。
高度なレーザー治療で安心・確実なイボ除去
当院では、CO₂レーザーを使用して脂漏性角化症のイボを効果的に除去します。この治療法は、イボのサイズや部位に関わらず、高精度で安全な除去が可能です。治療はほとんど痛みを伴わず、短時間で完了するため、忙しい方にも最適です。
お得なイボ取り放題メニュー
豊洲佐藤クリニックでは、複数のイボがある患者様向けに「イボ取り放題」メニューをご用意しています。このメニューでは、短時間で多数のイボを一度に除去することができ、経済的にも大変お得です。詳細な料金や施術内容については、クリニックに直接お問い合わせください。
徹底したアフターケアで美しい仕上がりを実現
レーザー治療後の肌は非常にデリケートです。豊洲佐藤クリニックでは、治療後の色素沈着を最小限に抑えるために、徹底したアフターケアを行っています。ビタミン剤の大量内服やヒルドイドの外用を推奨し、必要に応じてゼオスキンなどの製品を使用することで、治療後の肌を健康で美しい状態に保ちます。
外科専門医による安心の治療
豊洲佐藤クリニックの医師は、豊富な経験と高度な技術を持つ専門医です。レーザーのパワー設定や治療後のケアについて熟知しており、患者様一人ひとりに最適な治療を提供します。また、治療に関する詳細な説明やリスクについても丁寧にご案内し、患者様の不安を解消します。
若々しい首元をキープするために
首いぼは病院で治療を受けることで改善できます。ただし、いぼを除去しても再発する可能性があり、年齢と共に増えることもあります。摩擦や紫外線を避ける日頃のケアが重要です。また、ホクロや良性腫瘍と思っていたものがウイルス性のいぼや悪性腫瘍である場合もあるため、気になる場合は病院で相談しましょう。
豊洲佐藤クリニックでは、最新のレーザー技術と徹底したアフターケアで、首いぼの効果的な治療を提供しています。首いぼにお悩みの方はぜひご相談ください。
